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高速バス区間別比較研究(台北〜高雄)2019.12

高 速 バ ス
区間別
比較研究

台北〜高雄

2019. 12. 11 更新


阿羅哈客運・皇后號
  阿羅哈客運・皇后號 (2014.10)

多数の事業者が競い合う台湾の高速バスを区間別に比較してみました。
豪華バスに乗ってみたい方も、少しでも安くという方も、
本数が多いのが一番さという貴方も是非ご覧下さい。


【重要】2009/8/19より、台北バスステーション発着に変更
阿羅哈客運・統聯客運・和欣客運は、台北車站の北側に新設された【臺北轉運站】発着に変更。
2016年9月28日から國光客運は従来の台北西站(B棟)から臺北轉運站発着に変更された。


統聯客運は2017年3月1日より、運賃を全面的に改定。さらに平日割引運賃の適用時間帯を大幅に短縮した。 また、國光客運は2017年3月8日より、和欣客運は3月15日より、阿羅哈客運は3月24日より引き上げた。

台北バスステーション〜高雄   (所要 5時間)
事業者名 路線
番号
運行時間帯運行間隔
(分毎)
運行
本数
運賃
(台湾元)
優恵
割引
座席
サービス
備考
統聯客運 1610 24時間20-30
深夜
30-40

週末
10-20
深夜30
60-65

土 70

金・日
90
590535 3列 .
阿羅哈アロハ客運 3999 0:00-21:00

金〜月
24時間
約60

深夜
120
21

週末
29
730 640 總統座椅(2列)
パーソナル
ビデオ
.
阿羅哈アロハ客運

【皇后】
3999 24時間40-60 31

週末
35
600545 3列
パーソナル
ビデオ
.
國光客運1838 5:00〜03:00

金・日
24時間
50-70

深夜60
23

週末
32
590535 3列.
事業者名 路線
番号
運行時間帯運行間隔
(分毎)
運行
本数
運賃
(台湾元)
優恵
割引
座席
サービス
備考
和欣客運

新営乗換扱
7500

7512
24時間30

深夜40
45-46

週末
53-57
730630 白金臥艙(2列)
(シェル型
シート)
.
和欣客運
【豪華經濟艙】
新営乗換扱
580530 3列

パーソナル
ビデオ
.

板橋〜高雄
事業者名 路線
番号
運行時間帯運行間隔
(分毎)
運行
本数
運賃
(台湾元)
藍色
時段
座席備考
和欣客運

新営乗換扱
7505

7512
24時間 90

深夜
120
16

週末
20-22
730 630630 總統座椅
(2列)
.
和欣客運

新営乗換扱
7505

7512
24時間 90

深夜
120
16

週末
20-22
730 630630 總統座椅
(2列)
.




割引適用時間
事業者名名称月曜火曜 金曜土曜日曜備考
統聯客運優恵12:00〜24:00 5:01〜12:00× ×.
國光客運優恵 12:30〜24:00 0:01〜12:29 × ×.
阿羅哈客運優恵× ×× ×.
和欣客運 藍色12:00〜23:59 0:00〜11:59× ×.
春節などの多客期や祝日とその前後には、割引が適用されないことがあります。
詳細は各バス事業者のサイトや現地でご確認ください。


★台湾の祝日はAll About Japan 台湾に掲載されている
2020年台湾の祝祭日・春節・中秋節・気候・気温 を参考にして下さい。


 台湾の南北二大都市を結ぶこの路線は、 統聯客運阿羅哈客運國光客運の3事業者が参入している。統聯、國光の両者は3列座席車を運行し、阿羅哈客運は2列座席車「総統座椅」の便と、2012年3月から導入されている3列座席車「皇后號」 の便が混在する。3者とも24時間運行だ。各者とも台北では台北車站北側の「台北バスステーション」に発着、高雄では台鉄高雄車站南口東側の建國路に発着し、そのうち國光客運はターミナルを構えている。

ほかに和欣客運が台南市北部の「新營」で乗り換える形で台北〜高雄を結ぶ便を24時間運行している。これは正規の路線ではなく、同社の台北〜新營〜台南線と、嘉義〜新營〜高雄線を新營で乗り継ぐというグレーゾーン的な運行で、乗車券も台北〜新營、新營〜高雄の2区間に分けて発券される。これは、同社グループの貸切バスを用いて2001年頃より「如皇旅遊」のブランドで2列座席の高級バスを24時間・20分毎に運行していた都市間ツアーバスの流れを組むものである。とはいえ、この「路線」には、シェル型シートを備えた14人乗りの豪華バス 「白金臥艙」を投入していることもあって、ここでは取り上げることにした。なお、同社の高雄での乗り場は、阿羅哈客運の東隣に位置している。

2017年3月現在、統聯、國光、阿羅哈の3事業者に和欣客運を加えた4者合わせて、平日約200往復、金・日には約250往復を運行。また板橋〜高雄には、和欣客運が2列座席車で平日16往復、週末22往復を運行している。
なお、以前台北〜高雄に運行していた建明客運(飛狗巴士)は2006年12月4日限りで、板橋〜高雄から統聯客運は2012年以降に退出している。

所要5時間に及ぶ区間でもあり、ここは阿羅哈客運の2列座席車「総統座椅」か、和欣客運のシェル型シート「白金臥艙」の乗車を推奨したい。特に、ホテル代が高騰している台北での宿泊を減らして、快適な2列座席車の夜行便で一夜を過ごす日程を組み入れるのもよいだろう。 (2017年3月記)

2019年以降の動き

 統聯客運は2017年3月1日より運賃引き上げを実施した。原価530→580元、優恵470→530元、促銷399→470元とした。さらに、優恵割引の適用時間を大幅に短縮し、金曜12:01〜月曜12:00の週末とその前後は最高値の原価運賃となった。

 國光客運は2017年3月8日より運賃引き上げを実施した。従来は統聯客運と同額であったが、今回原価は10元割高に設定されている。
原価530→590元、優恵470→530元、促銷399→470元とした。
また、優恵割引の適用時間を大幅に短縮し、金曜12:30〜月曜12:29の週末とその前後は最高値の原価運賃となった。なお、促銷時段も短縮されたが、國光客運は適用時間を23:00〜04:00と統聯客運よりも1時間前倒しの時間帯に設定しており、月〜木の23:00〜24:00は國光客運が割安になっている。
http://www.kingbus.com.tw/newsContent.php?cid=2&pid=506

 和欣客運は2019年3月4日から割引適用時間を改定した。
最安値であった橙色時段の設定を廃止し、白色時段と割引が適用される>藍色時段の二段階運賃となった。この区間では二列座席車の藍色時段と橙色時段の料金は630元と同一であり、実質的には、 三列座席車の橙色時段適用時間帯のみが引き上げられたこととなる。また、板橋線の適用時間を台北線と同一に改定した。
なお、橙色時段が適用されていた時間帯が藍色時段と同額に引き上げられたほかは、運賃は据え置かれた。 

台北〜高雄
三排:橙色時段 470 →藍色時段530元とした。


 阿羅哈客運 は2019年夏頃より皇后號(三列座席)の運賃引き上げを実施した。
皇后號:原価588→600元、優恵470→545元
なお、両排椅(総統座椅)は原価730元、優恵640元に据え置かれた。
また、両排椅の運行本数は平日43→39本に、週末48→50本に改定された。ただし、時刻表では両排椅の時間に、三列座席の皇后號が充当されるケースが少々増えており、特に台北深夜2時発にもみられるようになった。予約サイトや窓口では、実際に運行されるタイプが明示されるが、2列座席車で夜行バスのたびを考えている場合は留意されたい。

2002年から2013年までの動静については、リンク先を御覧下さい。
2013年から2016年までの動静については、リンク先を御覧下さい。  
2017年から2018年までの動静については、リンク先を御覧下さい。  

(おことわり)この記事は、各社の公式ホームページなどから得た情報を基に、筆者が書き起こしました。
内容の正確を期すように努めてはおりますが、保証は致しかねます。予めご了承の上、御覧下さい。
2014年10月に、現地調査を行いました。





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