高 速 バ ス 区間別 比較研究 台北〜台中 2020. 3. 14 更新 |
事業者名 路線
番号運行時間帯 運行間隔
(分毎)運行
本数運賃
(台湾元)優恵
割引座席 台中の
発着地
統聯客運
【中港】.
24時間 約10
深夜
約30頻発
(約200)
285
265
3列 中港轉運站
統聯客運
(朝馬経由)
台中車站
1619
24時間 月〜木
・土
30-60
金・日
20-30
深夜
60台北発
48-49
台中発
40
月曜41
日曜49
土曜51
金曜52320
朝馬
280290
朝馬
2603列 朝馬
台中車站統聯客運
(水楠経由)
台中車站1620
台北発
7:35〜24:35
台中発
5:00〜21:00約60
台北発
14
金・日
19
台中発
16
月曜17
土曜20
金曜24
日曜26320
水楠
280290
水楠
2653列 中清
水楠
台中車站
國光客運
(朝馬経由)
台中轉運站1827
6:00-22:30 約60 22<BR>
台中発
金・日
27320
朝馬
280288
朝馬
2603列 朝馬
台中轉運站國光客運
(水楠経由)
台中轉運站1826
6:10-22:50>
台中発
5:00-22:0040 26
金・日
33
台中発
26
金・日
28320
水楠
297288
水楠
2813列 水楠
台中轉運站國光客運
(朝馬経由
中南部各地).
24時間 約30
深夜
約60?
週末
?朝馬
280朝馬
2603列 朝馬 事業者名 路線
番号運行時間帯 運行間隔
(分毎)運行
本数運賃
(台湾元)藍色
時段座席 備考
和欣客運
(三排椅)(7500)
24時間 40-60
深夜
9026
週末
30-35 285 265
3列
パーソナル
ビデオ朝馬
和欣客運
(二排椅)(7500)
? ? ?
330 300
2列
パーソナル
ビデオ朝馬
事業者名 路線
番号運行時間帯 運行間隔
(分毎)運行
本数運賃
(台湾元)優恵
割引座席
台北の
発着地
統聯客運
【中港】
(1612)
市府站発
7:00-21:00
中港発
9:45-21:45
60 15
週末
24-28290 270
3列 市府轉運站
景美
新店
三峡大有巴士・
台中客運
(朝馬経由)
台中轉運站
9012
台北発<BR>13:00,21:20
土曜のみ
7:00
台中発8:20,16:05
土曜
11:10- 月〜金
・日
2
土曜
3275 なし
3列 松山(南口)
市府轉運站
六張梨
景美
大坪林
中央新村
事業者名 路線
番号運行時間帯 運行間隔
(分毎)運行
本数運賃
(台湾元)藍色
時段座席 台中の
発着地和欣客運
(三排椅)7504
7:45-22:15
朝馬発
7:15-21:15120-240 7
週末
9-10285 265
3列
パーソナル
ビデオ
朝馬 事業者名 路線
番号運行時間帯 運行間隔
(分毎)運行
本数運賃
(台湾元)優恵
割引座席
台中の
発着地國光客運
(朝馬経由)1852
6:00-22:00 80
金・日
PM
20-4013
土
17
金・日
23300
朝馬
270270
朝馬
2403列 東海大学
朝馬
台中轉運站國光客運
(水楠経由)1851
7:00-20:00
台中発
7:10〜20:10
金・日
〜21:00120-300 5
金・日
6311
水楠
275288
水楠
2603列 水楠
台中轉運站
統聯客運
【中港】
(1660)
板橋発
8:30-17:30
中港発
11:30-20:30
120-180 5
275 250
3列 板橋〜高雄
線が中港で
客扱いを
行う
事業者名 | 名称 | 月曜 | 火曜 | 水 | 木 | 金曜 | 土曜 | 日曜 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
統聯客運 | 優恵 | 12:00〜24:00 | ○ | ○ | ○ | 0:00〜12:00 | × | × | . |
國光客運 | 優恵 | 12:30〜22:59 | ○ | ○ | ○ | 0:00〜12:29 | × | × | . |
大有巴士 台中客運 | なし | ☓ | ☓ | ☓ | ☓ | × | × | × | . |
和欣客運 (台北二排) (台北三排) (板橋三排) | 藍色 | 12:00〜23:59 | ○ | ○ | ○ | 0:00〜11:59 | × | × | . |
現在作成中です。完成まで暫くお待ちください。 台湾最大の高速バス激戦区であり、統聯客運、國光客運、和欣客運、 阿羅哈客運 、大有巴士・台中客運の 5事業者グループが参入し、14系統の路線を各々運行している。 台北バスステーションからは、統聯客運、國光客運、 和欣客運、阿羅哈客運 の 4事業者が、平日約300往復(内、台中市内発着約170往復)、週末は約380往復(内、台中市内発着約210往復)を運行するほか、統聯客運が設けた独自のターミナルである中港轉運站との間に、平日約180往復、週末約210往復を運行する。 つまり、本数ベースでは合わせて平日約480往復、週末約590往復が運行される、台湾の高速バス最大の大動脈となっている。これに、台北市政府と板橋に発着する便も加えると、平日約570往復、週末約700往復あまりが運行される巨大な市場であると言えよう。 中港ターミナルの吸引力 統聯客運の台北〜中港轉運站は、台北〜高雄線をはじめとする同社の台北と中南部各地を結ぶほとんどの便を中港ターミナルに立ち寄らせて乗降できるようにしているもので、台北〜中港の区間利用者を混乗させることにより、この区間の乗車率を 100%に近づける戦略である。これによって、台北〜布袋線といった中小都市と結ぶ路線の収益を改善して路線の維持を図るにとどまらす、台北〜中港を頻発させることと、中港ターミナルへ同社が運行する台中市内バスを乗り入れて「轉運站」の文字通り台中のハブとすることで、多くの利用者を掴んだ。週末の多客時には、随時中港仕立ての加班車(続行便)も運行し、引きも切らない乗客をさばく一大拠点に成長した。 台北側の多様な発着地 台北側では台北駅北側の台北バスステーションからの路線のほか、市内東部の市府轉運站から六張犂や市内南部の公館、景美を経由し、さらに隣接する新店市を経由する路線を2事業者グループが2系統運行する。 ほかに台北の西南に隣接する板橋バスターミナルを始発とする路線を3事業者が4系統運行。出発地や目的地に合わせて多種多様な路線から選択することが可能だ。 台中朝馬地区のターミナル 台中側では【朝馬(チャオマー)】の存在を抜きに語れない。市内西部の台中インターチェンジ東側の朝馬に各事業者が個別のバスターミナルや発着所を設置しているほか、統聯客運は独自にインター西側へ台湾最大の規模を誇る【中港(チョンガン)ターミナル】を設け、同社のハブとして機能している。 また、和欣客運と阿羅哈客運 は市内へは直通せず全ての便が朝馬に発着する。 台中市内直通便 國光客運は元々台中駅前に自社ターミナルを構えていたことから、深夜を除きほぼ全便が台中市内まで直通する。大有巴士・台中客運もほとんどの便が市内へ直通する。2016年11月29日からは、台鉄台中車站新駅舎正面に新設された臺中轉運站(台中バスターミナル)に発着している。 一方、統聯客運も台中車站行きを増強し、2017年3月時点では平日でも100本、週末は140本以上を運行する。なお、台中車站発は8割程度に減少する。また、深夜こそ1時間に1本程度に減るものの24時間台中車站発着便の運行を行っているのは他者にみられない特色だ。さらに、2018年2月5日からは、臺中轉運站(台中バスターミナル)発着となっている。 ほかに台中インターチェンジの手前にある大雅インターチェンジを経由する便もある。ここは市内北西部に位置し、國光客運、統聯客運の一部便が経由する。両者とも中清站と称する発着所を設け乗降可能で、中清路・大雅路沿いに停車しながら台中車站まで運行する。 二列座席の豪華バスは苦戦 台湾ならではの二列座席の豪華バス【總統座椅、頭等商務艙】は、2017年3月時点でこの区間では苦戦を強いられている。阿羅哈客運が台北〜高雄、台北〜嘉義の一部便を朝馬に立ち寄らせる型で1日27往復運行されるのみだ。 和欣客運が板橋〜朝馬〜干城に運行していた便は、2016年12月29日より干城への乗り入れを取りやめ朝馬発着に変更されるとともに、2列座席車を廃止し全便3列化された。 姿を消した路線 需要が大きく、参入事業者・路線も多いこの区間では、また栄枯盛衰も激しい。 2000年7月に正規の高速バスとして開設され、台北市内東部の忠孝復興と朝馬〜干城の間に、二列座席の豪華バスを高頻度で運行し、一時は一世を風靡していた感すらあった尊龍客運は、火災事故を契機に2008年7月16日廃止された。 2007年2月8日に首都客運、三重客運、台中客運の三者共同運行で開設され、台北近郊の剣澤や三重と朝馬〜台中車站〜中興大学を結ぶユニークな路線を展開していた「城市快捷city-express」も、2012年1月14日に廃止された。 ほかにも台北市内東部や中和市と朝馬〜干城の間に運行していた建明客運(飛狗巴士)は、2014年3月14日に台北〜台中を廃止している。 <未完> 2016年以降の動き 國光客運は、2016年9月28日から発着場所を変更。従来の台北西站(B棟)から臺北轉運站(台北バスステーション)発着になった。 http://www.kingbus.com.tw/newsContent.php?pid=434 和欣客運は、2016年10月時点で、台北〜台中朝馬は全て3列座席車となった。24時間運行され、台北発の本数は火・水は34本、木曜35本、月曜48本、金・日は53本、土曜は54本。朝馬発は火・水は34本、木曜39本、月曜41本、土曜55本、日曜58本、土曜60本。何れも、台北〜朝馬〜台南と通しで運行されている。運賃は通常230元、藍色時段200元、橙色時段140元。 2016年11月29日より、國光客運、大有巴士・台中客運は台中車站新駅舎正面に新設された【臺中轉運站】(台中バスターミナル)発着に変更された。 國光客運プレスリリース http://www.kingbus.com.tw/newsContent.php?cid=2&pid=453 台中客運プレスリリース http://www.tcbus.com.tw/newsfile/shownews.php?newsno=467 和欣客運は、2016年12月29日より板橋〜台中線の台中市内(干城)乗り入れを取り止め、朝馬発着に変更した。また板橋線では2列座席車を廃止し全て3列座席車とした。 統聯客運は2017年3月1日より運賃引き上げを実施した。 台北発 台中車站:原価260→300元、優恵220→270元、促銷170→240元 朝馬:原価210→250元、優恵180→230元、促銷140→200元 中清:原価260→275元、優恵220→270元、促銷170→240元 中港:原価230→250元、優恵200→230元、促銷140→200元 台北市府轉運站発 中港:原価230→250元、優恵200→230元、促銷140→200元 板橋発 中港:原価230→250元、優恵200→230元、促銷140→200元 とした。 朝馬と中港の原価と優恵の場合に、20元中港が割高だったのが、改定後は同額となった。 さらに、優恵割引の適用時間を大幅に短縮し、金曜12:01〜月曜12:00の週末とその前後は最高値の原価運賃となった。 國光客運は2017年3月8日より運賃引き上げを実施した。 また、この改定では台中市内への運賃を統聯客運より10元割安に設定したことが特筆される。 台北発 台中車站:原価260→290元、優恵220→260元、促銷170→230元 朝馬:原価210→250元、優恵180→230元、促銷140→200元 水楠:原価260→275元、優恵220→260元、促銷170→230元 とした。 板橋発 台中車站:原価260→290元、優恵200→260元、促銷170→230元 朝馬:原価230→250元、優恵200→230元、促銷140→200元 水楠:原価260→275元、優恵200→260元、促銷170→230元 とした。 また、優恵割引の適用時間を大幅に短縮し、金曜12:30〜月曜12:29の週末とその前後は最高値の原価運賃となった。なお、促銷時段も短縮されたが、國光客運は適用時間を23:00〜04:00と統聯客運よりも1時間前倒しの時間帯に設定しており、月〜木の23:00〜24:00は國光客運が割安になっている。 http://www.kingbus.com.tw/newsContent.php?cid=2&pid=506 和欣客運は2017年3月10日から割引適用時間を改定した。特に、3列座席車の藍色時段適用時間を大幅に短縮するとともに、2列座席車の適用時間と同一化し、金曜12:00〜月曜11:59の週末とその前後は最高値の白色時段となった。 和欣客運は2017年3月15日より運賃引き上げを実施した。 台北発 三排:白色時段230→250元、藍色時段200→230元、橙色時段140→200元とした。 板橋発 三排:白色時段260元(据置)、藍色時段210→230元、橙色時段170→210元とした。 阿羅哈客運 は2017年3月17日より運賃引き上げを実施すると公表したものの、突如延期を表明した。 両排椅(総統座椅):原価 385元(据置)、優恵 248→345元。 皇后號:原価 312元(据置)、優恵 248→280元。 なお、優恵割引適用時間は火〜木のまま変わらない。 阿羅哈客運 は2017年3月24日より運賃引き上げを実施した。 両排椅(総統座椅):原価 385元(据置)、優恵 248→300元。 皇后號:原価 312元(据置)、優恵 248→260元。 統聯客運は2018年 2月 5日 14:00より、台中火車站の発着場所を【臺中轉運站】(台中バスターミナル)発着に変更した。 http://www.ubus.com.tw/html/news/news_show.php?ix=1 *2008年から20014年までの動静については、 リンク先を御覧下さい。 |