高 速 バ ス
区間別
比較研究

台北〜台南


2023. ☓. ☓ 更新

和欣客運・台南火車站ロータリーにて
  和欣客運・台南火車站ロータリーにて (2014 .10)
いくつもの事業者が競い合う台湾の高速バスを区間別に比較してみました。
豪華バスに乗ってみたい 方も、少しでも安く という方も、
本数が多いのが一番さ という貴方も是非ご覧下さい。
【重要】2009/8/19より、台北バスステーション発着に変更
和欣客運・統聯客運の両者は、台北車站の北側に新設された【臺北轉運站】発着に変更されました。
2016年9月28日から國光客運は従来の台北西站(B棟)から臺北轉運站発着に変更された。

統聯客運は2017年3月1日より、運賃を全面的に改定。さらに平日割引運賃の適用時間帯を大幅に短縮した。 國光客運も3月8日から引き上げる。

台北バスステーション〜台南   (所要 4時間20 分〜30分)
事業者名 路線
番号
運行時間帯運行間隔
(分毎)
運行
本数
運賃
(台湾元)
藍色
時段
座席備考
和欣客運
(二排椅)
750024時間40-60

金・日
30-60
23

月曜26
土曜26
日曜30
金曜30
660560 總統座椅
パーソナル
ビデオ
台南発
24-25本

金・日
32-33本
和欣客運
(三排椅)
7500台北発
9:32 〜22:32
金〜月
〜23:32

台南発
7:32〜19:32
金〜日
7 :12〜21:32
60-120

金・日夕方
30-40
10

月曜14
土曜18
日曜17
金曜19
500450 3列
パーソナル
ビデオ
台南発
9本
月曜13本
土曜20本
日曜22本
金曜18本
事業者名 路線
番号
運行時間帯運行間隔
(分毎)
運行
本数
運賃
(台湾元)
優恵
割引
座席備考
統聯客運161124時間60

金・日の夜
30

深夜60
24


土曜28
金・日33本
500450 3列 台南発
26本
土曜28本
金曜34本
日曜35本
國光客運1837台北発
8:10-22:10

台南発
7:10-21:10
120

金・日
の16-22
60
8


9

金・日
11
500450 3列台南発
8本
金・日
14本



台北市内東部〜台南 (所要約 5時間)
事業者名路線
番号
運行時間帯運行間隔
(分毎)
運行
本数
運賃
(台湾元)
優恵
割引
座席台北の
発着地
統聯客運1612市府站発
7:00-21:00

台南発
7:18-19:18
60-120台北発
火〜木
19
週末
15

台南発
7
金・日
13
500450 3列市府轉運站
景美
新店
三峡


板橋〜台南
事業者名 路線
番号
運行時間帯運行間隔
(分毎)
運行
本数
運賃
(台湾元)
藍色
時段
座席備考
和欣客運
(二排椅)
750524時間120-240火〜木
8

月曜11

週末
14-15
660560 總統座椅
パーソナル
ビデオ
.
和欣客運
(三排椅)
7505500450 3列
パーソナル
ビデオ
.


割引適用時間
事業者名名称月曜火曜 金曜土曜日曜備考
和欣客運
藍色12:00〜23:59 0:00〜11:59 × ×.
統聯客運優恵 12:00〜24:00 0:01〜12:00× ×.
國光客運優恵 12:30〜23:59 0:00〜12:29 × ×.
春節などの多客期や祝日とその前後には、割引が適用されないことがあります。
詳細は各バス事業者のサイトや現地でご確認ください。


★台湾の祝日はAll About Japan 台湾に掲載されている
2023年台湾の祝祭日・春節・中秋節・気候・気温 を参考にして下さい。




 台湾の古都との異名を持つ台南と台北との間には、 和欣客運統聯客運國光客運の3事業者が参入し、台北バスステーションから合わせて平日約…往復(内2列座席車約23往復)、週末約…往復(内2列座席車約30往復)運行している。ほかに、統聯客運が台北市政府バスターミナルから、和欣客運が板橋からの路線を運行している。

 和欣客運は2列座席の豪華バスを投入して24時間高級サービスを提供するとともに、深夜を除き並行して3列座席車も運行し、地元の強みも生かして圧倒的なシェアを誇る。台北バスステーションからの路線のほか、板橋高速バスターミナルからの路線もあり、混雑時には座席が取りやすい穴場路線だ。
近年は19人乗りよりもさらにゆったりとした17人乗りの投入を進めている。3列座席車も、競合する統聯や國光よりも良い。

 一方、統聯客運は台北バスステーションから中山高速経由の路線を運行するほか、台北市内東部の市政府バスターミナルから、景美、新店、三峡で客扱いを行うフォルモサ高速道路経由の路線も運行する。2000年代は台北との間に24時間20分毎の高頻度運行を行っていたが、高鉄開業や和欣客運の3列座席車投入の影響を受け、往時の勢いは無くなっている。

 なお、國光客運であるが、前身の台湾客運時代から未公認バス利用者が多数を占める土地柄であり、他者との運行本数の差は大きい状態が続いている。

 降車場所に注意! 2003年頃より高速バスの降車場所が変更され、高速バス各者の乗り場が軒を連ねる火車站から、西北へ1Km程離れた兵工廠轉運站(公園路バス降車場)止まりになっている。これは、台南市政府の方針によるものであるが、周囲には何もないところなので留意されたい。市内へはタクシーの他に、府城客運の台南市内バス18系統(約30分毎):18元か、興南客運(大台南公車)の台南行き(火車站経由林百貨・西門路方面行き:26元であるが交通カード利用の場合は無料)を利用するか、徒歩の場合は火車站まで約7〜8分を要する。

 台北〜台南は所要4時間あまりであることもあって、和欣客運の2列座席車を推奨したい。頭等商務艙と銘打った17人乗りの豪華バスで、ゆったりと台湾の高速バスならではの旅を味わうのが良いだろう。
台南には高速バスのターミナルが。(2017年3月記)

2019年以降の動き

 和欣客運は2018年10月から二列座席車便を大幅に減便し、従来の約30分毎から約40分毎となった。平日は48本→36本に、週末も57-59本→42-50本に減っており、20-30分毎であったものが30-40分毎となっている。
三列座席車便も若干の減便となっており、平日29-30本→25本に、週末41-58本→37-55本となった。

 統聯客運は2018年10月25日時点で台北発を若干増便した。
改定前:台北発 火〜木 19本、週末24-28本。 改定後:台北発 火〜木 20本、月曜24本、土曜26本、金・日30本。 なお、台南発は平日17本、金〜日20本のママ変更ありません。

2004年から2006年までの動静については、リンク先を御覧下さい。
2007年から2011年までの動静については、リンク先を御覧下さい。
2017年から2018年までの動静については、リンク先を御覧下さい。
2018年秋からの動静については、リンク先を御覧下さい。

(おことわり)この記事は、各社の公式ホームページなどから得た情報を基に、筆者が書き起こしました。
内容の正確を期すように努めてはおりますが、保証は致しかねます。予めご了承の上、御覧下さい。
2014年10月に台南にて現地調査を行いました。



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