=台湾バスニュース= (バックナンバー)
(2003.8.8〜2003.11.7)

統聯客運トンリェンクーユン、屏東〜朝馬に新路線!
統聯客運、屏東〜台中朝馬に新路線。
(2003.11. 7)

 統聯客運は 2003年 11月上旬より、屏東と台中市西部の朝馬ターミナルを結ぶ路線を開設した。平日は12往復、金〜日は21往復が設定された。運行時間帯は偏在しており、屏東発は 8:15〜19:15 (金〜日 21:40)であるのに対し、朝馬発は平日 12:15〜23:15, 金〜日12:20〜01:20となっている。恐らく屏東サイドでの車両運用を考慮したダイヤであろう。
 同社の路線は台北発着便が大多数を占めているが、今回の新路線は珍しく地方都市間路線の開設となった。また、この区間にはこれまで國光客運が 11往復を設定していたに過ぎず、新たな需要を掘り起こすことが出来るか注目される。



統聯客運トンリェンクーユン、ダイヤ改定。
統聯客運、ダイヤ改定ー台中〜高雄は24時間運行に。
(2003.11. 3)

 統聯客運は 2003年 11月 1日より、ダイヤ改定を実施した。
 まず台中〜高雄であるが、 60往復→ 72往復へ増便の上24時間運行となった。しかし、同時に朝馬〜高雄線は全廃されている。
 次に台中〜台南であるが、台南始発が 6:25→ 4:25へと大幅に繰り上げられた。本数は 60往復→ 58往復へと僅かに減便され、台南発時刻は昼間は 10〜20分毎、夕方以降は約30分毎になっている。
 台北〜屏東が 48往復→ 56往復へ増便された。同路線は7月に減便され終日30分毎となっていたが、台北発 6:15〜13:15,14:15〜15:15.そして屏東発 12:00〜20:00は 20分毎となった。
 最後に、僅か3ヶ月前に開設されたばかりの中歴〜朝馬線は廃止されたようだ。



統聯客運トンリェンクーユン、平日割引運賃を引き上げ。
統聯客運、平日割引運賃を引き上げー台北〜高雄は350元に。
(2003. 9. 28)

 統聯客運は 2003年 10月 1日より、平日割引運賃の引き上げを実施する。ほとんどの区間は従来より20元引き上げられるが、台北〜高雄は50元引き上げ350元となる。詳しくは統聯客運のサイトで確認されたい。
 今回の運賃引き上げによって、國光客運をはじめとする競合各社との運賃差が縮小することから、バス会社間の競争の動向が注目される。特に台北〜台中では、國光客運や大有巴士・台中客運の180元に対して220元と統聯客運の割高感が際立つようになった。




台 南 客 運タイナンクーユンが廃業。
台南客運が廃業。台南市内バス路線網は大変革。
(2003. 9. 6)

 台南市内バス及び台南〜関廟・新化・烏山頭水庫などの郊外バス路線を運行していた台南客運が、2003年 8月末をもって廃業した。同社は累積赤字を抱え、かねてより経営不安がとりざたされてきたが、今年に入りついに賃金欠配やそれに抗議する間引き運転が頻発し、末期的症状を呈していた。

 ことここに至って台南市政府は住民の足の確保に乗り出し、市内バス路線網の刷新を実施した。22存在した系統は、新しく4つの系統に集約され、その運行は隣県の高雄客運が担当することとなった。1、2、3、6の4系統が設定され、何れも火車站を経由(1は火車站始発)する。画期的なのは分かり易いパターンダイヤが導入され、昼間時は30分毎に運行されることであろう。(「1」系統は除く)。詳しくは→台南市政府のHPの中から市府組織→交通局→交通管理課を開きページ下部を参照されたい。詳細な路線図も見られます。
 一方、郊外バスは台南県南部一帯に路線を展開する興南客運に引き継がれた。運行本数は多少変更されるも、従前とほぼ同様の運行がなされている。

 特に旅行者の利用が多い安平古堡へは火車站から「2」系統を利用されたい。昼間は30分毎。運賃は18元均一。なおこの系統は市西部の安平旧市街から火車站を経由し、市東部の崑山科技大学まで通しで運行する系統であることに留意されたい。路線図は台南市政府のHPを、また詳細な時刻表は→高雄客運のHPを参照のこと。

 台南機場(空港)〜台南市内は、 中南客運の高雄〜台南線及び「5」系統が利用できる。15〜30分毎に運行。市内は大林〜健康路(五妃廟)〜南門路〜忠義路〜民生路〜西門路〜成功路〜火車站といった経路を通り、市内の移動にも活用できる。

 (付記)2003年12月 1日より、さらに路線網が充実し5・7・9の三系統及び西北部のローカル系統として10・11・12の三系統が新設された。また1系統は北部の大同新村へ延長された。これにより1系統のみは均一運賃から二段票へ変更された。近日中に台南市内バス現地レポートをお届けしたい。(2004. 3.13記)


基 隆 客 運キールンクーユン、台北(中崙)〜金瓜石に新路線!
基隆客運、台北(中崙)〜金瓜石に新路線開設
(2003. 9. 6ー10. 7 一部追記)

 基隆客運は 2003年 8月 1日より台北(中崙)〜金瓜石に中山高速公路経由の新路線を開設した。これは従来 台北(中崙)〜瑞芳を運行していたものを、瑞芳〜九分〜金瓜石を延長したものである。これで映画悲情城市のロケが行われて以来,観光地として日本からも訪れる人の多い九分と台北が高速バスで直結されることになった。
 台北では、忠孝復興、中山女高、中崙をはじめ松山車站などでも乗降できる。九分までの運賃は70元(松山車站からは65元。)

 運行本数は、平日は金瓜石ゆきが17本。金瓜石始発が19本。土・日・祝日は金瓜石ゆきが25本・金瓜石始発は20本である。なお平日は金瓜石着発便と別に、瑞芳着発便も多数運行される。瑞芳ゆきが18本・瑞芳始発は16本あるので、瑞芳〜金瓜石のローカルバスと乗り継いで利用することもできる。


統聯客運トンリェンクーユン、台北〜北港など一部路線の運賃を値下げ。
統聯客運、一部路線の運賃を値下げ。
(2003. 8. 23)

 統聯客運は 2003年 8月中旬より、一部路線の通常運賃を改定した。対象となったのは、台北〜北港、箔子寮、布袋の各線で何れも50元値下げされた。なお平日割引運賃には変化は無い。
 この度の運賃改定によって、北港などの雲林県各地への通常運賃は350元均一となり、同県各地と台北との間にきめ細かく路線を展開する日統客運の運賃と同額となった。

統聯客運トンリェンクーユン、中歴〜朝馬に新路線!
統聯客運、中歴〜台中朝馬に新路線開設
(2003. 8. 21)

 統聯客運は 2003年 7月 11日より中歴IC付近に新たなバス発着場を開設した。さらに8月中旬頃より、この中歴発着場と台中西郊の朝馬バスターミナルを結ぶ路線の運行を開始した模様である。運行は36往復/日が設定された。正午より深夜12時までは30分毎に、その他の時間帯は 60分毎に24時間運行される。現時点では、運賃や途中の停車地などは判明していない。
 なお同時期に台北ー新竹(金城)からは退出したようだ。

日 統 客 運リートンクーユン、ダイヤ改定。
日統客運、ダイヤ改定ー彰化県南部の北斗・渓州にも停車開始。
(2003. 8. 8)

 雲林県各地と台北を結ぶ高速バス路線を運行する日統客運は、2003年 8月 1日にダイヤ改定を実施した。主な変更点は、麦寮ゆき系統が彰化県南部の北斗・渓州にも停車を開始したことと、虎尾経由北港ゆきの南下便が全便三重経由となり板橋経由が無くなったこと, そして嘉義ゆき及び新港経由北港ゆきが、桃園(南カンIC)と中歴(新屋IC)にも停車することになったことである。

 特に注目されるのは、北斗・渓州への停車を開始したことである。これまで、当地方への正規の高速バスは統聯客運の西港ゆきがあったが、大部分は渓湖から西の萬興を経由し二林ー西港とゆく系統であり、稗頭ー竹唐経由は6往復/日に留まっていた。また、國光客運の彰化・員林ゆきの内4往復が北斗まで、さらにその内の2往復が渓州まで運行されているのみであった。このように正規の高速バス路線が充分とはいい難く、必然的に野鶏車(未認可の長距離バス)を利用せざるを得なかったであろう。
 この度の日統客運の参入によって、台北との間に60分毎に正規の高速バスが確保されることとなった。なお、北斗の停車地は高速道路沿いに新設された同社のバスターミナルであり、ここから北斗市街地はもとより田尾、社頭、田中などの各地へ連絡できるようであるが、詳細は後日明らかにしたい。
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