台湾の高速バス事業者リンク集 台湾の高速バス図鑑
台湾バスニュース
台湾のバスの最新情報をお届けします。

統聯客運、深夜割引を実施。
統聯客運、深夜割引を実施
(2007.1.12)

  統聯客運は、2007年1月15日より【Ubus Happy Hours】と銘打ち深夜割引を実施する。2月14日までの期間限定で、深夜24:00〜6:00までの運賃を一律「半票」とする。 台北〜高雄は280元、台北〜台南は260元。台北〜屏東は310元、台北〜台中は120元となり、同社の平日割引運賃と比較しても30-40%割引されており、かなりの割安感がある。現在の同社は三列座席が主流となっており快適な一夜は望めないが、学生さんや体力に自信のある節約派旅行者の方はチャレンジしてみては如何であろうか?

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台北高速バスターミナルが供用開始。
台北高速バスターミナルが供用開始
(2005.8.16)

  2005年8月16日、台北に新しい高速バスターミナルが誕生した。これは國道客運台北總站クオダオクーユンタイペイツォンジャンと呼ばれ、台北車站の西側 500m、國光客運西站と道路を挟んで西北方向に斜向かいの地点に在る。市民大道の南側で重慶北路と延平北路に東西から挟まれた場所、鉄路警察局のすぐ北でもある。

  この新ターミナルは、これまで承徳路に散在していた各バス会社のターミナルや発着場を集約し。多数のバス会社が共同で使用する点が特徴であり。台北市政府が都市計画の一環として建設した。このような共同ターミナルは台湾においては台北県板橋に次いで二例目である。

  本ターミナルから発車するバス会社は統聯客運をはじめ、14事業者に及ぶ計画であったが、初日の本日は、統聯客運の他、台北北站から移動した國光客運、巨業交通や三重客運、汎航通運の5事業者に留まっている。これは報道によると、新ターミナル使用料に起因する問題とのことであるが、台北市政府としては各事業者に対して、今後三ヶ月以内に新ターミナルへ移転し同時に承徳路の発着場施設を撤去するよう求め、従わない場合には台北市内への乗り入れを拒否する構えを見せている。

  このように暫くは新ターミナルと従来の承徳路発着場が並存することとなり混乱は免れない情況が続く見込みであるが、弊サイトでは可能な限り最新情報の入手に努め、逐次皆さんにお伝えしてゆきたい。

参考リンク
統聯客運
國光客運

東南客運トンナンクーユン、新規参入。
東南客運新規参入ー板橋〜彰化・員林に路線開設
(2005.8.7)

  台北市東南部を中心に市内バスを運行する東南客運は、2005年1月22日よ り、板橋〜彰化・員林に路線を開設し、高速バス事業への参入を果たした。同社は建明客運(飛狗巴士)のグループ会社であり、今回投入された車両も、飛狗巴士の最新型と同様に桃色地にCity Flyerの文字を配した派手なデザインである。当路線は計画時点では24時間30-40分毎という意欲的な運行を行う予定であったが、実際は6:00-23:00午前中90分毎、午後60分毎という本数に落ち着いている。なお2005年6月時点では、彰化〜板橋で239元の運賃を打ち出していた。

  彰化の乗り場は火車站正面のロータリ対面の左手にあり、金石堂書店の向かい側に小さな乗車券売り場がある。彰化客運のバスターミナルからは、南に1ブロックの地点。 第二高速を経由するが、中和より南の土城ICで高速を降りて、板橋バスターミナルへ向かう経路を通る。(大有巴士の中正機場〜板橋線と同様の経路)

三重客運サンチョンクーユン桃園客運タオユェンクーユン、台北市政府〜桃園に新路線。
三重客運、桃園客運、台北市政府〜桃園に新路線。〜内湖にも停車〜
(2005.1.31)

 三重客運、桃園客運の両事業者は、2005年 1月19日より台北市政府〜桃園(桃客總站=火車站南側)に、二者共同運行で中山高速経由の新路線を開設した。
(参考)三重客運HP
 

指南客運ズィーナンクーユン中歴客運チョンリークーユン、台北市政府〜桃園に新路線。
指南客運、中歴客運、台北市政府〜桃園に新路線。〜指南客運は高速バス初参入〜
(2005.1.11)

 指南客運、中歴客運の両事業者は、2004年12月12日より台北市政府〜桃園(復興路)に、二者共同運行で第二高速経由の新路線を開設した。
 

統聯客運トンリェンクーユン、大晦日と一月二日の午後は平日割引を中止。
統聯客運、大晦日と一月二日の午後は平日割引を中止。
(2004.12.19)

 年の暮れも押しせまりつつある今日この頃である。台湾のお正月は旧暦の春節が一般的であるが、大晦日の午後から元旦の午前中及び、1月2日の午後から3日の午前中にかけて、高速バス最大手の統聯客運は平日割引運賃を適用しないことを発表した。年末年始に利用される方は留意されたい。割引を適用しない時間帯は以下の通り。
2004年12月31日 12:00〜 2005年 1月 1日 11:59
2005年 1月 2日 12:00〜 1月 3日 11:59

統聯客運トンリェンクーユン、板橋〜高雄・新竹に新路線。
統聯客運、板橋〜高雄・新竹に新路線。〜板橋バスターミナルに乗り入れ〜
(2004.11.25)

 統聯客運は、2004年11月26日より板橋〜高雄、板橋〜新竹に新路線を開設する。
 板橋〜高雄は24時間60分毎に運行される。板橋バスターミナルの他、中和IC付近、さらには三峡でも乗降できる。また高雄側では左営にも停留所が設置された。走行経路は全線第二高速を走行するようだ。
 一方、板橋〜新竹は24往復が設定され、6:00〜19:00の間 30〜40分毎に運行される。新竹では例によって市内へは入らず、新竹交流道沿の金城站が終点となる。科学園区内に停車する他に、竹北にも停留所が設置されている。

 今年は板橋バスターミナル発着の高速バス路線が続々と開設されている。既に台中・頭分(國光客運)、台中・台南(和欣客運)などへ新路線が開設されているが、他にも彰化など数路線が計画されており楽しみである



豪泰客運ハオ(ホウ)タイクーユン、竹北線を増便。
豪泰客運、竹北線を増便。ほぼ30〜40分毎に25.5往復運行。
(2004.11.13)

 豪泰客運は、2004年11月15日より台北市政府〜竹北に運行する高速バスを増便する。この路線は去る 7月10日に開設された当初は約60分毎の運行であったが、このたび増便を果たした。
 この路線は同社の台北〜新竹線と異なり總統座椅ではなく3列座席車が充当されている。それもあってか運賃は110元に抑えられている。
参考)豪泰客運HP

統聯客運トンリェンクーユン、平日割引適用時間帯を拡大。
統聯客運、平日割引適用時間帯を拡大。〜13・14時代も〜
(2004.10.11)

 台湾最大手の高速バス会社である統聯客運は、2004年10月 8日より平日割引運賃の適用時間帯を拡大した。
 従来の時間帯に加えて金・日の13・14時代にも割引運賃を適用することとなり、日曜 21:00〜金曜 14:59、金曜 21:00〜日曜 14:59に割引運賃が適用されることとなった。これは、一週間168時間の内 156時間、率にして92.8%の時間帯に相当する。
 なお、この措置は10月末までの期間限定となっている。

國光客運クオグァンクーユン、板橋〜竹南・頭分に第二高速経由の新路線開設
國光客運、板橋〜竹南・頭分に第二高速経由の新路線開設。
(2004.10. 9)

 2004年10月 2日より、國光客運は板橋〜竹南・頭分に第二高速経由の新路線を開設した。20往復が設定され運賃は 130元。台北〜頭分・竹南には以前から國光客運による路線が運行されていたが、板橋線の開設によって利便性が向上することとなった。
 この路線は第二高速を経由することに伴い、竹南地区での経路が従来の台北線と大きく異なる。西濱インターを降りて先ず竹南站に立ち寄り、その後東へ進んで頭分に至る経路となっており、従来の台北線が頭分を経てから竹南に至っているのと正反対になっている。
 また先に開設された台中線と同様、板橋行きに限ってではあるが、捷運新埔站に降車専用の停留所が設置され、台北市内中心部乗換時の利便性にも配慮がなされている。

 この秋は國光客運設立以来、空前の新路線開設ラッシュとなっているが、路線設定に細かな工夫も感じられる同社の今後に期待したい。
参考)國光客運HP


國光客運クオグァンクーユン、台北〜新竹の週末運賃を引き上げ
國光客運、台北〜新竹の週末運賃を引き上げ。〜金曜午後から月曜午前は130元に〜
(2004. 9.25)

 2004年10月 1日より、國光客運は台北〜新竹に週末運賃を導入する。従来より20元引き上げ130元となる。

 競合他社の動向を調べていたところ、新竹客運・三重客運共同運行の路線で動きがあった。こちらは、月曜〜木曜に設定していた平日割引運賃を10元引き上げ90元とした。それでもこの区間においては最安値を維持している。(2004.10.9 追記)
参考)國光客運HP


統聯客運トンリェンクーユン、中秋節期間中の平日割引は深夜3・4時台のみに。
統聯客運、中秋節期間中の平日割引は深夜3・4時台のみに。
(2004. 9. 23)

 深まりゆく秋の気配を感じる昨今であるが、台湾では9月28日が中秋節である。この時期は墓参の為、田舎へ帰る人の流動が増大する。
 高速バス最大手の統聯客運は 2004年 9月24日 13:00〜 9月29日 12:59、平日割引運賃の適用時間帯を縮小し、深夜3・4時台のみに適用すると発表した。
 また、高速バス大手の國光客運も 2004年 9月24日 12:00〜 9月29日11:59の間は平日割引運賃を適用しなくなる。 利用される方はご留意下さい。
参考) 國光客運HP
國光客運クオグァンクーユン、板橋〜台中に龍井IC経由の新路線開設
國光客運、板橋〜台中に龍井IC経由の新路線開設。〜東海大学・朝馬にも停車〜
(2004. 9.10)

 2004年 9月17日より、國光客運は板橋〜台中に国道三号線(第二高速)経由の新路線を開設する。19往復が設定され運賃は 250元(平日割引 220元)。既存の板橋〜台中(水楠経由)線の隙間を埋める時刻設定がなされており、板橋〜台中車站を利用する旅客にとっては、本数が倍増した計算になる。板橋〜台中には國光客運の他にも、本年6月に和欣客運が新規参入しており供給が増大する傾向にある。

 新設される路線の最大の特徴は全線第二高速国道を走行することである。北二高速を経由して台北都市圏と台中を結ぶ路線は既に5路線存在しているが、その何れも途中の新竹ジャンクションと台中の間は国道一号線(中山高速)を走行しており、その慣例を打ち破った。これにより中山高速の朝馬ICと第二高速の龍井ICの間にある東海大学などが板橋と直結されることとなった。学生の利用の他、大学の南にある工業団地関連の需要も期待されよう。また板橋行きに限ってではあるが、捷運新埔站に降車専用の停留所が設置され、台北市内中心部乗換時の利便性にも配慮がなされている。
参考)國光客運HP


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國光客運クオグァンクーユン台聯客運タイリェンクーユン中歴客運チュンリークーユン【台北市政府〜大渓〜中歴】に新路線開設。
台北市政府〜大渓〜中歴に新路線開設〜國光・台聯・中歴の三者共同運行〜
(2004. 9. 5)

 2004年 9月12日より、台北市政府〜大渓〜中歴に北二高速経由で新路線が開設される。台北〜中歴には既に國光客運による台北北站発着便の他、飛狗巴士や中興大業巴士による路線が存在し、当路線は4路線目となる。
 既存路線との大きな相違点は先ず、北二高速を経由し台北南部から東部にかけて停留所を設置した点が挙げられよう。次に3列座席車の投入とそれに関連して運賃を若干高めに設定し85元としたことである。さらに中歴客運の高速バス事業への新規参入や、三事業者の組み合わせが異色のトリオである点など、特筆すべき特徴を多々有するこの路線に注目してゆきたい。
参考) 國光客運HP

豊原客運フォンユァンクーユン、豊原〜台北の運賃引き上げ
豊原客運、豊原〜台北の運賃引き上げ。〜200→210元に〜
(2004. 8. 20)

 台中県北部一円に路線バスを運行し、豊原〜台北、台中〜苗栗に高速バスも展開する豊原客運は、2004年 8月17日より豊原〜台北の運賃を 10元引き上げ 210元とした。また月曜 12:00〜金曜 12:00に適用される平日割引運賃は 20元引き上げられ 170元になった。原油価格高騰による運賃引き上げとのことである。

 この区間では統聯客運と競合しているが、去る 7月22日より同社が平日割引運賃の引き上げを実施したことへの追随ともいえよう。同社の運賃は 250元、平日割引運賃でも 210元であり、豊原客運の割安さが際立っている。なお当路線は、台湾客運の不採算路線を引き継いで開設された経緯から、台北では國光客運台北北站に発着する。 

國光客運クオグァンクーユン、【中正機場→台北車站】の台北市内経路変更
國光客運、中正機場→台北車站の台北市内経路変更。〜新たに捷運圓山站に停車〜
(2004. 8. 19)

 2004年 8月26日より、國光客運が運行する空港連絡バス中正機場→台北車站の台北市内経路が大きく変更される。
 これまで重慶北路を南下していたものが、中山北路を南下する 経路に変更され、新たに捷運圓山站に停車することになった他、終点の台北車站の降車地も変更され台北車站東三門前公車専用道候車亭になる。  終点の場所は現在よりは便利な場所になるようである。特に台鉄や捷運板南線への乗り継ぎは格段に容易になる。
 なお、 中正機場ゆきは現状と変更なく、台北東站から出発する。 26日以降にご利用の方は留意されたい。
参考)國光客運HP

國光客運クオグァンクーユン、平日割引運賃を引き上げ
國光客運、平日割引運賃を引き上げ。〜統聯客運に追随〜
(2004. 7. 31)

 2004年 8月 1日より、國光客運は平日割引運賃の引き上げを実施する。同社はこの5月にも全面的な運賃引き上げを実施したばかりであるが、原油価格の高騰による燃料代上昇に加え、先にお伝えした統聯客運の平日割引運賃引き上げを睨んでのことと思われる。それは、新運賃の設定にも現れており、統聯客運と競合する区間の多くで同額にまで引き上げられている。反面、運行本数などで國光客運の競争力が劣る台北〜台南では 320元として、統聯客運より割安な運賃を設定するといった試みもなされている。

統聯客運トンリェンクーユン、平日割引運賃を引き上げ。
統聯客運、平日割引運賃を引き上げ。台北〜高雄は 370元に。
(2004. 7.31)

 台湾最大手の高速バス事業者である統聯客運は 2004年 7月22日より、平日割引運賃の引き上げを実施した。引き上げの幅は10〜30元で、台北〜高雄などの台北と彰化以南の主要都市を結ぶ路線では20元、台北〜豊原などの台北と台中県の各都市を結ぶ路線では10元、台北〜北港などの台北と雲林県・彰化県・嘉義県の地方の街を結ぶ路線では30元、台中〜高雄・台南・新竹などでは10元となっている。
 なお例外的に、台北〜台中市内は 220元→ 210元に引き下げられたが、これは朝馬までの運賃との差が60元にまで拡大していたものを、40元の差に調整したものである。

 引き上げの理由は原油価格の高騰による燃料代上昇を反映させたと説明しており、競合他社への波及が懸念されるが、早速大手事業者の國光客運も追随し、 8月 1日より平日割引運賃の引き上げを行う事態となった。

 統聯客運平日割引運賃改定の概要はこちらを参照下さい。

大有巴士ターヨウバス、中正機場〜圓山大飯店経由便を増発
大有巴士、中正機場〜圓山大飯店経由便【西線直達車】を増発。
(2004. 7. 2)

 大有巴士は、2004年 4月20日に開設した【西線直達車】を 7月 1日より15往復に増便し、ほぼ60分毎の運行を実現すると共に運行時間帯を拡大した。開設当初 9往復であったものが僅か2ヶ月余りで大幅に増便されており、新ルートの設定が成功であったことが伺える。さらなる新路線の展開、例えば士林・天母地区と中正機場を直結する路線の開設などを期待したい。

中正機場一航発:6:30, 7:30, 9:30, 11:30, 〜60分毎〜 21:30, 23:30.
・・圓山大飯店発:5:40, 6:40, 8:40, 10:40, 〜60分毎〜 20:40, 22:40

【注】中正機場ニ航発の時刻は、一航発の10分前。
(参考) 圓山大飯店ホームページ
和欣客運ホーシンクーユン、板橋〜台中に新路線開設。
和欣客運、板橋〜台中に新路線開設
(2004. 6.19)
板橋〜台中・即将通車

 和欣客運は 2004年 6月16日より、板橋〜台中に新路線を開設した。この路線は、同社にとって従来の路線にない特色が多々ある。
 最大の特徴は座席が3列シートになった点が挙げられる。これまでは嘉義〜台南などの比較的短距離の路線も含め全てが2列シートの總統座椅であったのを覆す設定である。外観・車内設備とも如何なる変貌を遂げたのか興味が尽きない。

 また路線そのものも斬新である。まず板橋バスターミナルへ同社が乗り入れた点。当ターミナルは台鉄の板橋駅に隣接している上、近年中にMRT板南線が延長され台北市内と直結される予定である。この板橋バスターミナルと台中の間には既に國光客運が路線を開設しているが、1日15往復程度に留まっており、この度の新規参入によって33往復が加わることとなり利便性は大きく向上した。また、24時間運行も実現している。
 高速道路は、中山高速に替えて北二高速を走行することも、同社にとっては初めてである。今後さらに板橋〜台南の路線を開設する計画もあり、その布石となっている。
 台中では市内への直通が実現した。従来の承徳路からの路線は台中市内西部の朝馬ターミナルに発着し、市内へは無料連絡バスに乗り換える形態をとっていたが、これが解消された。
 上述の通り、当路線は従来の同社にない異色づくめの路線である。今後、板橋にMRTが延長された暁には大きく成長を遂げることを期待したい。
 運行本数などは、高速バス区間別比較研究(台北〜台中)を参照されたい。

大有巴士ターヨウバス、中正機場〜圓山大飯店経由便を新設
大有巴士、中正機場〜圓山大飯店経由便【西線直達車】を新設。
(2004. 5. 18)

 大有巴士は、2004年 4月20日より中正機場〜台北の空港連絡バスに、圓山大飯店を経由する新系統である【西線直達車】を開設した。この系統はすでに運行している西線の内、往復とも中山北路を経由して喜来登飯店で折り返す系統の派生型といえよう。
 中正機場を出発後すぐに高速道路に入り、台北市内ではまずMRT圓山站に停車し、次に北上して圓山大飯店に立ち寄り、その後中山北路を南下して喜来登飯店に至るルートである。
 圓山大飯店には中正機場発・台北発ともに経由する路線である。運行本数は9往復と決して多くはないものの、思いも寄らぬ新ルートを開拓した同社の今後に注目したい。なお運賃は100元である。

中正機場一航発:7:30, 8:30, 10:30, 11:30, 13:30, 14:30. 16:30, 17:30, 19:30.
・・圓山大飯店発:6:30, 7:30, ..9:30, 10:30, 12:30, 13:30, 15:30, 16:30, 18:30

【注】中正機場ニ航発の時刻は、一航発の10分前。
(参考) 圓山大飯店ホームページ

福和客運フーホークーユン、台北〜花蓮の運行本数を半減
福和客運、台北〜花蓮の運行本数を半減。
(2004. 5. 15)

 福和客運は、2004年 4月23日より台北〜花蓮線を6往復に減便した。この路線は台湾東部の険しい街道である「蘇花公路」を走破し、眼下に拡がる太平洋の雄大な景色を満喫できる路線であるが、平行する鉄道の「東部幹線」とはスピード面で勝負にならず、また運賃も差がないとあって苦戦が続いている模様である。
 蘇花公路では、東部幹線鉄路の輸送力が増強されたことで台湾客運のバスが廃止されて以来、しばらく路線バスの運行は途絶えていたが、2001年末に台北と花蓮を直結する長距離バスとして福和客運の路線が開業した。しかしこの度の減便によって、当初は60分毎に24時間運行されていたのが嘘のような寂しい姿になってしまった。
 まだ体験されたことのない皆さんも、一度は試乗されてみては如何でしょうか ?

台北(市政府)発:1:00, 3:00, 7:00, 9:00, 21:00, 23:00.
花蓮(火車站)発:2:00, 9:00, 13:00, 15:00, 17:00, 23:00.

【注】台北発 3:00及び花蓮発 9:00は、月曜日運休。
なお台北〜羅東には折返便が8往復設定され、花蓮線と併せて 14往復確保されている。

國光客運クオグァンクーユン、主要路線の運賃引き上げ
國光客運、主要路線の運賃引き上げ。
(2004. 4. 27)

 2004年 5月 1日より、國光客運は運賃の引き上げを実施する。まず通常運賃についてであるが、これまで政府認可運賃である核定票価より僅かに安く設定していたものを、ほとんどの路線で認可運賃と同一に修正した。他社との競争が極めて厳しい台中〜高雄など数路線では、例外的に認可運賃より安価な運賃の設定を継続している。

 一方、平日割引運賃は台北と中部を結ぶ路線を中心に引き上げが実施され、主要路線である台北〜台中市内は20元引き上げられて220元となり、昨年10月に先行して運賃引き上げを行った統聯客運と同額となった。特に引き上げ率が顕著なのは南投県各地と台北を結ぶ区間で、台北〜南投は45元引き上げられ280元となっている。これはこの区間では同社の市場支配力が強いことを如実に表しているといえよう。

 また、旅行者にはお馴染みの中正機場〜台北(台北東站・松山機場<國光号>)も10元引き上げられ120元となるので、留意されたい。
(参考)國光客運ホームページ





バックナンバー<6> 2003.12.3〜2004.3.27

バックナンバー<5> 2003. 8. 8〜2003.11. 7

バックナンバー<4> 2003. 3.29〜2003.7.29

バックナンバー<3> 2002.12.9〜2003.3.22

バックナンバー<2> 2002.8.11〜2003.11.29

バックナンバー<1> 2002.5.29〜2002.8.11




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