高 速 バ ス 区間別 比較研究 台北〜台南 2017. 3. 16 更新 |
事業者名
路線
番号運行時間帯 運行間隔
(分毎)運行
本数運賃
(台湾元)藍色
時段橙色
時段座席 備考 和欣客運
(二排椅)7500 24時間 30
金・日
20-3048-49
金・日
57-59630 530
450 總統座椅
パーソナル
ビデオ台南発
47-48本
金曜54本
日曜58本和欣客運
(三排椅)7500 台北発
6:12〜23:22
金曜深夜〜02:22
土曜深夜〜24:22
台南発
5:12〜21:22
金〜日
5:16〜22:2230-40
金・日PM
10-2029-30
月曜33
土曜41
日曜49
金曜58460 410 370 3列
パーソナル
ビデオ
台南発
25-27本
月曜33本
土曜38本
日曜54本
金曜57本事業者名
路線
番号運行時間帯 運行間隔
(分毎)運行
本数運賃
(台湾元)優恵
割引促銷
割引座席 備考 統聯客運 1611 24時間 30
金・日の夜
20
深夜6040
土曜
45
金・日
55460 410 370
3列
台南発
48本
金・日
55本國光客運 1837 台北発
6:00-02:20
台南発
6:00-02:00
60
金・日
の12-20
3020
金・日
29460
410 370 3列 台南発
20本
金・日
32本
事業者名 路線
番号運行時間帯 運行間隔
(分毎)運行
本数運賃
(台湾元)優恵
割引促銷
割引座席 台北の
発着地統聯客運 1612 市府站発
5:00-22:00
金〜日
〜23:00
台南発
5:18-24:18
60
金・日PM
30
月・土AM
30台北発
火〜木
19
週末
24-28
台南発
17
週末
20460 410
370
3列 市府轉運站
景美
新店
三峡
事業者名
路線
番号運行時間帯 運行間隔
(分毎)運行
本数運賃
(台湾元)藍色
時段橙色
時段座席 備考 和欣客運
(二排椅)7505 24時間 60
深夜
90火〜木
23
月曜28
週末
32-34630 530
450 總統座椅
パーソナル
ビデオ. 和欣客運
(三排椅)7505 ? ↑ ↑ 460 410 370 3列
パーソナル
ビデオ.
事業者名 | 名称 | 月曜 | 火曜 | 水 | 木 | 金曜 | 土曜 | 日曜 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
和欣客運 (台北二排) (台北三排) (板橋三排) | 橙色 | × | 0:00〜4:59 | ← | ← | 0:00〜4:59 | × | × | . |
和欣客運 (台北二排) (台北三排) (板橋三排) | 藍色 | 12:00〜23:59 | 5:00〜23:59 | ← | ← | 5:00〜11:59 | × | × | . |
統聯客運 | 促銷 | × | 0:01〜5:00 | ← | ← | 0:01〜5:00 | × | × | . |
統聯客運 | 優恵 | 12:01〜24:00 | 5:01〜24:00 | ← | ← | 5:01〜12:00 | × | × | . |
國光客運 | 促銷 | 23:00〜24:00 | 0:01〜4:00 23:00〜24:00 |
← | ← | 0:01〜4:00 | × | × | . |
國光客運 | 優恵 | 12:30〜22:59 | 4:01〜22:59 | ← | ← | 4:01〜12:29 | × | × | . |
和欣客運 【板橋】 (二排椅) | 橙色 | × | 2:00〜4:59 | ← | ← | ← | × | × | . |
和欣客運 【板橋】 (二排椅) | 藍色 | 12:00〜23:59 | 0:00〜1:59 5:00〜23:59 |
← | ← | 0:00〜1:59 5:00〜11:59 | × | × | . |
台湾の古都との異名を持つ台南と台北との間には、
和欣客運、統聯客運、國光客運の3事業者が参入し、台北バスステーションから合わせて平日約140往復(内2列座席車約48往復)、週末約200往復(内2列座席車約58往復)運行している。ほかに、統聯客運が台北市政府バスターミナルから、和欣客運が板橋からの路線を運行している。
和欣客運は2列座席の豪華バスを投入して24時間高級サービスを提供するとともに、深夜を除き並行して3列座席車も運行し、地元の強みも生かして圧倒的なシェアを誇る。台北バスステーションからの路線のほか、板橋高速バスターミナルからの路線もあり、混雑時には座席が取りやすい穴場路線だ。 近年は19人乗りよりもさらにゆったりとした17人乗りの投入を進めており、シートピッチに関しては阿羅哈客運よりもさらに広くて快適だ。3列座席車も、競合する統聯や國光よりも良い。 一方、統聯客運は台北バスステーションから中山高速経由の路線を運行するほか、台北市内東部の市政府バスターミナルから、景美、新店、三峡で客扱いを行うフォルモサ高速道路経由の路線も運行する。2000年代は台北との間に24時間20分毎の高頻度運行を行っていたが、高鉄開業や和欣客運の3列座席車投入の影響を受け、往時の勢いは無くなっている。 なお、國光客運であるが、前身の台湾客運時代から未公認バス利用者が多数を占める土地柄であり、他者との運行本数の差は大きい状態が続いている。 降車場所に注意! 2003年頃より高速バスの降車場所が変更され、高速バス各者の乗り場が軒を連ねる火車站から、西北へ1Km程離れた兵工廠轉運站(公園路バス降車場)止まりになっている。これは、台南市政府の方針によるものであるが、周囲には何もないところなので留意されたい。市内へはタクシーの他に、府城客運の台南市内バス18系統(約30分毎):18元か、興南客運(大台南公車)の台南行き(火車站経由林百貨・西門路方面行き:26元であるが交通カード利用の場合は無料)を利用するか、徒歩の場合は火車站まで約7〜8分を要する。 台北〜台南は所要4時間あまりであることもあって、和欣客運の2列座席車を推奨したい。頭等商務艙と銘打った17人乗りの豪華バスで、ゆったりと台湾の高速バスならではの旅を味わうのが良いだろう。 台南には高速バスのターミナルが無く、台南火車站を背に右手へ北門路二段に沿って各者の乗り場が林立している。手前から和欣客運の台北行き、國光客運、和欣客運の板橋、台中行きが続き、統聯客運は最も北側に位置する。和欣客運は空調の効いた待合室が整い、他者よりも快適だ。(2017年3月記) 2016年以降の動き 國光客運は、2016年9月28日から台北の発着場所を変更。従来の台北西站(B棟)から臺北轉運站(台北バスステーション)発着になった。 http://www.kingbus.com.tw/newsContent.php?pid=434 國光客運は、2017年2月7日より時刻改訂を実施した。平日台北発最終を24:20→2:20に、台南発24:00→2:00にそれぞれ2時間繰り下げ、週末と同様とした。また金・日の20:30発を廃止した。平日は19→20本(+1)、逆に金・日は30→29本(▼1)となった。 http://www.kingbus.com.tw/newsContent.php?pid=488 統聯客運は2017年3月1日より運賃引き上げを実施した。原価400→460元、優恵340→410元、促銷220→370元とした。さらに、優恵割引の適用時間を大幅に短縮し、金曜12:01〜月曜12:00の週末とその前後は最高値の原価運賃となった。 國光客運は2017年3月8日より運賃引き上げを実施した。従来は統聯客運より原価は40元割安に設定し、逆に優恵は10元割高に設定していたのを改め、原価、優恵、促銷とも統聯と同額に設定した。 原価360→460元、優恵350→410元、促銷220→370元 とし、統聯と横並びになった。 また、優恵割引の適用時間を大幅に短縮し、金曜12:30〜月曜12:29の週末とその前後は最高値の原価運賃となった。なお、促銷時段も短縮されたが、國光客運は適用時間を23:00〜04:00と統聯客運よりも1時間前倒しの時間帯に設定しており、月〜木の23:00〜24:00は國光客運が割安になっている。 http://www.kingbus.com.tw/newsContent.php?cid=2&pid=506 和欣客運は2017年3月10日から割引適用時間を改定した。特に、3列座席車の藍色時段適用時間を大幅に短縮するとともに、2列座席車の適用時間と同一化し、金曜12:00〜月曜11:59の週末とその前後は最高値の白色時段となった。 なお、板橋〜台南線の2列座席車は白色時段の適用時間は他の路線と同じだが、最安値の橙色時段は他の路線よりも2時間短く深夜2:00〜4:59にのみ設定されている。 和欣客運は2017年3月15日より運賃引き上げを実施した。 台北〜台南 二排:白色時段600→630元、藍色時段499→530元、橙色時段399→450元 三排:白色時段400→460元、藍色時段340→410元、橙色時段220→370元とした。 板橋〜台南 二排:白色時段600→630元、藍色時段499→530元、橙色時段399→450元 三排:白色時段400→460元、藍色時段340→410元、橙色時段220→370元とした。 *2004年から2006年までの動静については、リンク先を御覧下さい。 *2007年から2011年までの動静については、リンク先を御覧下さい。 |